有能を装った無能の生き方
僕は今まで努力をしたことない。
理由は簡単で
壁に当たりたくないから。
自分でもしょうもないなと思うけど、続けることが無理なんだ。
だから、勉強なんてまともにやったことがないし、高校や大学も名前を書けば受かるようなところを選んだ。
中学3年の頃、友達に学力テストの点数を教えると「え、そんな頭悪かったの?」と言われたことは強く鮮明に覚えている…。
でもそんな僕の学生時代は、不思議とクラス内では1軍と関わりが多かった。
授業の合間の休み時間はほぼ毎回、1軍達が何故か僕の席の周りに集まってワイワイ話してたり、話しかけてくれたり…。
中学、高校どちらもそんな感じだったな。
あとは運動神経が良い方だったのが大きかったかも。
多分上手いことやっていたんだろう。
すげぇよ、自分。
宿題や提出物を忘れることはなかったし
勉強をしないので、授業で先生に当てられる可能性があるときは神様に「当たりませんように!」と神頼みして全て回避してたし
部活はなんとなく陸上を選んで、自主練などせずに強化選手に選出されたし
大学では「もしかして歌が上手いかも」と思ってバンドを組んだら、音楽事務所の社長と知り合い、意気投合して所属したし
多分だけど、周りの人からは一目置かれる存在であったと思う。
でも、
大人になるとそういう身近なコミュニティっていうのが薄くなって「そういえば、そんなやついたな」と忘れ去られる。
きっと普通なら、嫌々に課題を進めて、なんとなく就職をして、何かをきっかけに転職をしたりするんだろうけど
僕には昔からやりたいことがない
これが友達と僕に差をつけたことだと思う。
何事も同じタイミングで始めた人よりも上手くできる自信があるんだけど
好きなことだったり、やりたいことが見つからないから広く浅く触ってしまう。本当に広く浅く…。
結局、時間だけが過ぎて何にもならずに今に至る。
こういう中身が何もない人間の役目は一つしかない。
関わってくれる人が飽きないような人間でいることだと思う!
僕は昔から衝動的に行動したり、「なんでそんなこと思いつくの?」と言われることが多かった。
多分だけど、だから、興味を持ってもらえることが多かったんだと思う。
今まで僕は自分の脳内をすべて表現するのが恥ずかしいからずっと脳内にとどめておいたけど
ブログを通じて、訳の分からない脳内を吐き出していこうと思った。
これも突然なんとなくそう思った。